kt-vet’s blog

獣医でリサーチャー目指してます!臨床に生かせる技術、知識を増やそう

蛍光強度を知る

リアルタイムPCRは、特定の波長を入射することで、特定の波長が蛍光に光ることを(励起)を使って、検出を行っている SYBR GREENってのが、インターカレーター法でよく使われる色素ですが、これは励起波長が青、蛍光波長がGREENとついているので緑に光ります…

サブPC作成

最近、リアルタイムPCRの機器を作る構想で、ラズペリーパイを使うことになってPythonのプログラミングを行う必要が出てきました そしてPythonのプログラムをブラウザ制御したいため、djangoを使う必要が出てきて、Linux環境を整えることになりました。SEじゃ…

リアルタイムPCRを作る計画

LAMP計画が途中で投げちゃってました。カラーセンサーとか購入したんですがね、計画を練るためネットの海をカヌーでさまよっておりましたら、、、 リアルタイムPCRを作っておられる偉大な方々がオープンソースで公開しておりました!!!! ってなわ…

遺伝子解析の基礎

DNAシークエンシングは遺伝子を扱う際、避けては通れませんね DNAの塩基配列解読はサンガー、ギルバート等により1970年代に確立されて、異なった蛍光色素を用いることでATGCを標識することでキャピラリー電気泳動によって塩基を1つずつ決定することができる…

リベンジ研究助成

大変、ご無沙汰です 令和1年の10月に笹川研究助成の申請をしていて、3月に60万円の支給が決定され、初めて自分で使える研究費をゲットしました 内容は論文的にまだ公表できませんが、M. bovisの病原性を明らかにして予防への応用をできたらいいな見たいな感…

LAMP装置作成 part2

part1で作った結果 シリコンゴムなので熱通しませんでしたー そして、吸光度はPCRチューブを通した光だけを計測しないとほぼ光量がかわらず測定不能でした!! 精度上げてつくろうかなーと思った矢先 PCRでphが低下する論文を発見、そして、カラーチェンジLA…

LAMP装置作成 part1

かねてより計画していた等温増幅吸光度測定器の計画です 吸光度計部 光源-青色LED(570nm) フォトトランジスタ(NJL7302L-F3) こんな感じで0.2mlチューブを温めながら吸光度を測る計画 フォトトランジスタは照度と抵抗が反比例するらしいので、めん…

LAMP

遺伝子検出技術はPCR、LAMPがあります。 PCRは2~3つの温度ステップを繰り返して目的遺伝子を増やす技術。 LAMPは特殊なBst DNA Polymeraseを使うことで、PCRのような温度ステップがなくても、目的遺伝子を複製することができる技術 LAMPは10-45分程度で結果…

Mycoplasma bovis

Mycoplasma bovisが属するMycoplasma科(グラム陰性)の特徴に、種特異的、人工培地で発育可能な最小真正細菌、細胞壁を欠くなどいろんな特徴があります。 真正細菌で最小であり、0.3µm程度の細菌です。赤血球が8µm、細菌が数µmであるのを考えるとかなり小さい…

お金の話

研究するにはお金がかかります。 PCRは試薬によりますが、1検体当たり60円から シークエンスは1検体400円から マイクロアレイ解析は20万円以上等々お金がかかります。 現在、大学院生なので、先生方に頼めばある程度はやれるのですが、その先、研究者として…

研究者を目指す

研究にはテーマが必要ってことで、自分のテーマの決め方をニーズはないですが、ご紹介 大学では、獣医領域の感染症の微生物の人獣共通感染症の細菌の病原性遺伝子と疫学をやっとりました。 ってなことで、対象は細菌、そして、その遺伝子を用いる研究なら、…

ブログを始める

とりあえずタイトルの通りにブログ始めました。 現在、公務員しながら獣医の大学院に通いながら、研究者として、人生歩んで生きたいと切に願い頑張ってる(??)獣医のブログです。 研究者になるまでの過程?挫折?そもそもなれるの?等を客観的に見ようじゃ…